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アンチエイジングに効果のある化粧品とその成分について説明しています

アンチエイジング、化粧品にできること

アンチエイジング化粧品は、具体的にはシミやシワ、たるみ対策に貢献してくれる成分を配合した化粧品といえます。そこで、肌老化のメカニズムに触れてみます。ターンオーバーという言葉をよく見聞きしますね。

肌の再生サイクルは通常28日前後。皮膚は表皮と真皮の二重構造です。真皮はコラーゲンやエラスチン線維で形成され、その隙間をヒアルロン酸が充たします。真皮で作られた新しい細胞がだんだん押し上がっていき、表皮の古い角質を剥がし、新しい皮膚となります。

このサイクルが加齢とともにだんだん遅くなっていきます。60歳を過ぎる頃には、100日ほどのスローぺースに! ところで表皮のいちばん奥には基底層があり、表皮で浴びた紫外線が吸収され、ここでメラニン色素が作られるわけですが、紫外線によるダメージに反応し、余分にメラニン色素を作り出すのです。

ターンオーバーがきちんとしていればいいのですが、遅れていくと、皮膚が生まれ変わる前にメラニン色素が沈着してしまい、シミとなります。アンチエイジング化粧品としては、美白効果のあるビタミンC配合の化粧品が代表格です。

ただビタミンCは皮膚からの吸収率が悪いため、そのままでは効果薄。そこでアンチエイジングをうたった化粧品は「ビタミンC誘導体配合」や「高濃度ビタミンC」といったより肌に浸透しやすい配慮がされています。

それでもなお化粧品ではなかなかアンチエイジングを実感できないのがツライところ。肌のコンディションが良ければ化粧品のアンチエイジング成分も肌奥まで浸透するのでしょうが・・・・・・。この矛盾の打破、美容技術のさらなる進化に期待しましょう。

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